福島県からふくしまこども食堂ネットワーク代表、フリースクール全国ネットワーク代表の江川和弥さんが来山され、前半はフリースクールや子どもの居場所について基調講演がありました。
後半は子どもに関わる様々な活動をしておられる団体の代表者として、岩国からとりでの金本さん、下関からKananowa Familyの4人の高校生、山口市からもりのこえんの井出崎さんをお迎えしてのパネルディスカッション。
各団体の活動紹介の後、子どもの主体性を尊重する具体的な例をエピソードを通して紹介して頂きました。
江川さんからは「子どもが自分の頭で自分の言葉で考え、自分で判断することが自信につながる。子どもに失敗させることができるかどうか、大人の力量が問われるのだ」と言われました。
共通して感じたのは、「いろいろな大人といろいろな子どもが接することでお互いに刺激し合ってお互いに成長する」ということです。
高校生の「お母さん方が頑張っている姿を見て育ってきた。自分も頑張っている姿を小さい子たちに見せて、子どもたちを守り続けられる大人になりたい。」「みんなが笑顔になって元気になれる体験をしてほしい」との発言には、涙がでそうになりました。
「ただいま、おかえりが自然に言える場所と関係性、いつでも困ったときに帰ってきて温かく迎え入れてくれる場所」すべての子どもに、そんな居場所があることを願わずにはいられません。
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