社会福祉法人、学校、食品衛生、子育て支援、公民館など、子ども食堂に関わる様々な分野の方にお集まりいただき、子ども食堂の今と未来について考えました。
山口県の現状として、
・現在175か所 ・うち5割が会食、2割が会食と配食の併催、2割が配食。いまだ休止中のところも7%程度ある。
・市域のネットワークが4地域でできている。
ことなどをお話ししました。
特に今回は5名の地区推進コーディネーターのみなさんにもご参加いただき、地域の現状を直接話していただいたので、よりリアルに伝わったのではないかと思います。食品の寄贈等が増え運営が安定する一方で、役割が増えてきて整理の必要があることなどが共有されました。
委員の皆さんからは、「さまざまなバックボーンを持つ人が関わるきっかけの場所になっている」「家庭教育新チームと親和性の高い活動だと思うので、連携してやっていきたい」など、たいへん前向きなお言葉をいただきました。同時に、継続の問題や、まだまだ根強い貧困イメージなど、課題も再確認されました。
こども大綱をはじめ、地域福祉計画など、行政の計画に「子ども食堂」という言葉が入り始め、期待の大きさを感じています。地域に根差した、地に足の着いた息の長い活動であるよう、引き続きサポートしていきます。
https://yama.minato-yamaguchi.co.jp/e-yama/articles/65637
(11月2日 山口新聞)
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